不正受給が多くなるたった一つの理由:何が不正受給にあたるかをちゃんと福祉事務所は説明してない
「生活保護なめんな」ジャンパーが冒涜したもの(大西 連) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
このblogで何度も書いてきてるように、福祉事務所は、ナマポになった人に生活保護制度の説明をほとんどしない。
だから、指摘されて初めて自分が不正受給をしてたことに気付く人が多い。
特にギャンブルで勝ったお金は申告しないといけないものだということを知らない人は多い。
換金されたお金から注ぎ込んだお金を引いた差額ではなく、いくら注ぎ込んだかに関わりなく換金されたお金がすべて収入とみなされると知ってる人はどれくらいいるだろう。
ただギャンブルでナマポがいくら儲けたかなんて知るすべがない。
そして一部の生真面目なナマポがギャンブルの儲けをすべて申告するようになっただけでも、ケースワーカーの仕事はパンクしてしまう。
だから、「ギャンブルの儲けを申告しましょう」とは言わずに「ナマポはギャンブルをするな」ということになるんだろう。